
以下、本文です。
コメント欄で俺自身の書き込む含めて、25件にも膨れ上がった話題でこの本の話題が出てきたこの本を読んだときの衝撃は今も忘れてない後に一年にも満たぬ期間ではあるが師事した呉伯焔氏の
口には出さぬが、書籍での文章や連続写真での校正の仕方は
それに内容の過激さもこの龍清剛氏の影響が大である先年亡くなってしまったそうであるが
故人に対する尊敬の念を少し茶化させてもらうが
それほど俺は、この本が好きである。現在自宅で、再就職の準備をしているが
自宅の本棚には、数多くの武術関係の本が置いてあるだが何度も手元において、再読する価値のある本は極めて少ない
はっきり言おう
日本で刊行された中国武術の書籍で最高の本は
「中国拳法秘伝必殺 鉄砂掌」である。
これを超える本は
無い
突っ込みどころも満載であるが
練功を参考にすることも、繰り返し読む面白さも、この本は飛びぬけている
ものすごくあっさり論評しょう

なんか凄いような・・・
筆字なんか当時研究家として唯一著名だった松田隆智の師匠劉雲礁氏である
龍氏の陳氏太極拳の師匠は判らないけど、北派少林拳と鉄砂掌の師匠は公表している

黒社会の親玉をイメージしたことがあるが
まさにこれであろう(笑)
門弟だって凄いぞ
有名人では、西郷輝彦氏である。

ある中国拳法を修行してた俳優のエキストラが、本人この写真を見せたら
「あれ~、どこで撮られたんだろう」といってたそうである(笑)
ちなみに奥の女性は愛人だそうである。俳優はもてるね。フラメンコだね。
設備もバッチリである
豆を入れた箱に貫手突きこんで、鍛える練習には

「平時多流汗 戦時少流血」
かっこよすぎる
まるでカンフー映画そのものである
すこし字が下手なところが、愛嬌があって好きだ
最高師範なんて、西郷輝彦氏どころではない
そう
あの玉井兄弟である
どんな人達かって?
こんな人達である

まんまヤクザやんけ(笑)
向こうから歩いてきたら、視線なんか合わせてられない人種である
でも逢った人に言わせれば、どちらもいい人であったそうである
ってかいい人じゃ無ければ困る(笑)
これで極悪人だったら、憲法で拳銃の所持を認めるべきである(笑)
確か清鳳氏は形意拳を修行しており、寸勁を撃ってもらったらぶっ飛ばされたそうである
世の中には度胸のある人がいるものである
俺なんて絶対お断りである
清麟氏なんてもっと凄い
龍氏の弟子に稽古を付けると、発勁で気絶させたり、殴ったり蹴ったりすると
骨折する弟子が出てくるため、彼は稽古を付けることを禁止されてるそうである。
正解である
絶対禁止である
そんな清麟氏は


ふ・・・普通の瓦じゃん!
試割り用ちゃうやん(笑)
こんな人達が香港の、九龍城という犯罪者の巣窟(現在は無い)で記念写真を撮ったら

龍氏の持ってる象牙のパイプには大麻にアヘン混ぜてんじゃねえの?
と思わせるドロドロさあるし
玉井兄弟は、極道というより、もう5~6人ハジいた、ヒットマン以外の何者でもあるまい
まだまだ凄いぞ、龍氏の弟子たちは
お亡くなりになったそうであるが北派少林拳の寺岡氏などは
普段はやせて、一般人より華奢な体格であるが、一旦全身に気力を漲らせると

ライティング変えてね?
そして
体にオイル塗ってね?
なんて質問は野暮である(笑)それでも十分凄い体である。
実際少林拳を学んだ時に、寺岡氏の写真は参考になった

寺岡氏の体勢が正解である。
実際俺が師匠に手直しされて、力の出し方と構えをチェックしてもらい
鏡で観たら、寺岡氏の正しさが判った
蹴りの練習の時も踢腿の練功で

この姿勢をやると、相手を蹴った時
つま先が本当に相手のおなかに刺さる感覚が判ったものである
もっと参考になったのが、、南派少林拳班の川村辰夫氏である。
これまたヤクザの若頭みたいな名前であるが

ネタは置いといて、この川村氏の猛虎下山も見事である
鉄砂袋にしっかり爪が食い込み、目標を凝視できている
他にも虎爪練功法のページがあるが、これもこのブログで書いた
洪家拳を学んだ時にも、大変参考になった
虎爪で腕立て伏せしたりなんて、出来るまで、ずいぶんかかった。
本にあるとおり、こんな練功を1年近くやったら、指先で攻撃するなんて正に包丁で
突き刺すほど危険な技であろう。
最近読み返したら、扉絵のイラストである
見逃しがちだが、この絵は凄い
どれも秘伝クラスの技である。
以前、蘇昱彰氏が体の大きい年上の男と、実戦をした時
穿弓腿で蹴り上げ、倒れた所を膝で金的を踏みつけ、手刀で心臓を打つ連続技を使った
結果、相手の男は一命は取り留めたが、師匠から
以後は実戦でも手加減することを命じられ
相手は心臓に障害を持ち、子供も出来なかったそうである。
こういった複合技は大変危険である。

左爪先で金的を蹴り上げ、心臓に衝撃を与え、相手の右腕を捻り動きを完全に止める
最後に掌打で脳と鼻腔に衝撃を与え殺すのである

右ひざで金的を蹴り、右腕を捻り固定化させ、顔面に右裏拳を打つ
同時にやられると、神経的に重大なショック症状を起こさせるのである

相手の右ひざに飛び乗った瞬間に(これで相手は固定化される)貫手で目を、爪先で喉を
同時に攻撃するのである。
難易度Aクラスの技ではあるが、まず呼吸困難で死んでしまう
嘘だと思うなら、目隠しされてチョークスリーパーされればよい
恐怖心で血圧と脈拍があがり、その状態で呼吸困難になるのである。
鷹爪拳や猴拳、秘宗拳などの秘伝技である。
長々褒めてんだか、笑いとってんだか判らなくなったが
それにしても凄い本である
きっと読み続けてゆくだろうし、そのつど発見がある本だと思う
汲めども尽きぬ魅力の有る武術本ってどれほどあろうか?
この「中国拳法秘伝必殺 鉄砂掌」以上の本はきっと出てこないだろう
俺はそう思ってる
そんな賛辞をもって、この項を締めくくりたい
読んでくれた皆さん、今後はこの項のコメント欄で龍清剛氏関係の話題を
お願いいたします。
僕も楽しみにしています。
最後に、この本に載っている人達に深い尊敬と
お詫び申し上げ、お亡くなりになった龍氏と寺岡氏のご冥福をいたします
共通テーマ:趣味・カルチャー
10年ほど前に「この本いいよ!」と勧められました。その時点で絶版になっていたものですから、探しに探して1万円以上で古本屋で買いました。今、Amazonとかでは嘘みたいな高値ですね。
記事にも書かれてますが、タイトルの鉄砂掌以外の部位もそれ以上の価値がありますね。
by reti (2009-02-22 09:47)
昔、この本、買おうかどうしようか迷ったのですが、結局、買わずじまい。
このブログを読んで、思わずアマゾンで買ってしまいました。
で、本の表紙の写真を見て思い出したのですが、1度、呉伯焔氏の講習会に出たときに聞いた話(20年位前)
「◯◯◯は、八極拳知らないんだよね、で、最近になって、実は自分は陳発科の隠れ弟子だったって言ってる。まぁ、強かったからいいけど」と言う、ホントだったらすごい話を聞きました。
ジョークだったんでしょうけどね。(笑)
by エム (2009-02-22 10:29)
柔剛一体した感じを受けましたo(^-^)o
あの体はかなり憧れますね!
どうやったらあんな体になるんだろうか…あっ虎爪で腕立て伏せできるのはすごいですね(ノ><)ノさっきやってみたら指が内側にグニャっとなって虎爪にならないという(:_;)
by 流れの拳闘士 (2009-02-22 16:37)
文章も写真も、読み応え見ごたえがあったなぁ
Amazonで1万!・・・・おいらはヤフオクで3400円で買いました
高いなぁ・・・
by トールバズ (2009-02-22 17:11)
凄いなぁ、当時はまだ田舎だったんで行けなかったんですけど
もう他の拳法家(とりわけ松田某)をボロカス言ってたらしいですからねぇ
俺が弟子入りして何度かしか会えませんでしたが
その時も、本人が一番やっかみ発言が多かった(笑)そんなことより、なんか教えてほしいなぁと思っていましたがww
by トールバズ (2009-02-22 17:15)
の寺岡氏の体は、本では連続写真であるのですが
普段はただのガリガリの体ですが、一旦気力を込めると
あの体になるとの説明でした。
ただ、照明やオイルのよう照かりがあるので、わらい話にしてしまいましたが
寺岡氏の自然拳などの演武写真も載ってますけど
架式など、ものすごくしっかりしてますよ。虎爪鍛錬法も、俺自身すぐには出来ませんでした
けっこう痛い思いして、どうにかできるようななりましたが
こういった練功の紹介としても、この本は松田某と違い
すばらしいパイオニアです。
by トールバズ (2009-02-22 17:21)
by トヨエツ (2009-02-22 17:52)
トヨエツさんも、行ってたんだ講習会!呉氏も大人気だなぁ(笑)
っていうか、呉氏がボロクソ言わない拳法家って
存在しないからなぁ(^_^;)とにかくお山の大将で居たかったように思うし
その反面世間できちんと評価得ている武術家がものすごくうらやましかったのだと思います。この記事のコメント欄ではトヨエツさんの返事凄く参考になると思うので
またよろしくお願いしますそういえば寺岡氏って本当にお亡くなりになったのかなぁ?・・・
川村氏の洪家拳の架式も、凄く安定していて
参考になったなぁ
by トールバズ (2009-02-22 21:25)
by トヨエツ (2009-02-23 11:06)
龍清剛の関係の方だと陳儒性さんが出てますね。
ダウンロードして保存しましたよ。
呉氏のは好みではないのでしてませんが(笑)
by NO NAME (2009-02-23 11:39)
トヨエツさんは、じかに龍拳児氏から学ばれたようですが、何を習ったんですか?やっぱり龍清剛氏が教えたのなら陳氏太極拳なのかなぁ?・・・ニコ動はチェックしてます
でもそれ以前に具一寿氏のヴィデオけっこう持ってるので
あまり目新しさはありませんでしたね
あの呉伯焔氏の演武はちょっとなぁ
以前古伝の陳氏太極拳の演武は物凄くすばらしかったのに弟子が行うのと架式も動作も違い、古伝の少林拳と太極拳の中間的で
スピードも発勁も凄かったのに
コンパクトな化勁に槍で刺し込んでくるような発勁は
大したものでした。思えば太極拳と永春拳だけは凄い演武でした。
鷹爪翻子拳や猴拳は見たことないし、八卦掌や蟷螂拳は
どこか違和感があったし、酔拳や形意拳や八極拳はそれほどでも無かったですね
古い弟子の方に聞いたら、劈掛掌も凄いと言われましたが
見ることはできませんでした。
by トールバズ (2009-02-23 13:21)
掲載されてる師範代がもれなくヤクザか香港マフィアにしか見えません(笑)
本文中に、高弟4人を連れて200人の暴走族を征伐に行ったが、
相手が皆すくんでしまって、あっけなく終わったとありますが、
この方たちをつれていったらそりゃあ、びびってしまいますよね。
昔はいろいろ武術関連の本持っていたのですが、
今は「鉄砂掌」と呉伯焔氏の数冊だけです。
狭い1Kに引っ越す際に殆ど処分してしまいました。今は大変後悔しています。
戸隠流忍法の硬い表紙のデカイ本とか、島津兼治氏の柳生心眼流の本とか、
貴重な物まで捨てやがってバカヤロウ!と自分をぶっ飛ばしてやりたいです。by pon (2009-02-23 14:56)
龍師の関係の人なんでしょうか。
著作を読むと共通点が有るような無いような?
昔は香港マフィアっぽかったし。
by seoritu (2009-02-23 19:04)
by トヨエツ (2009-02-23 22:03)
でも判るなぁ。俺も一時期武術やるの嫌になって松田某の本軒並み古本屋に出した経験あるから具一寿氏はこれも謎ですね
2chでは結婚してオランダに行って現在オーストラリアに在住しているとか・・・
ビデオ見た限りでは、蹴りがテコンドーだし
現在唯一の金家跌拳の伝承者と書いてあったから
金さんの伝えたテコンドー・・在日韓国の人なのかな?・・なんて思ってました。
トヨエツさんの話を聞くと、あの人の中国拳法の出何処は
佐藤金兵衛氏からなのかなぁ・・・
ともすると少林鷹爪拳や他の少林拳系は何処からなんだろう?
by トールバズ (2009-02-24 02:55)
by トヨエツ (2009-02-24 03:48)
広島の、龍の館出身の知人達から聞いて、以前よりこちら様のブログに注目していました。龍清剛大師を頂点として、鉄砂掌に出ていた先生方を第一世代とすれば、
私の先生は、それぞれ別に習いましたが、3人とも第二世代に当たります。そうでしたか、京阪ビデオ社は本を見ただけのものでしたか。
洪拳を学びましたが、大体、あのビデオの内容と変わらないので、何だかなあ~、とショックを受けております。話題になっていた、鉄砂掌で紹介されてた爪先馬歩立ちも習いましたが、
上手な先生はあのまま歩いてましたね。その先生からは、足の指で拳を握る方法も習いました。
私は、靴を履いて、壁に手を添えながら爪先で姿勢を決めて、手を短時間だけ離して、とにかく胸の前で虎爪掌を合わせるので精一杯でした。よつんばいになって、虎爪掌で歩くという練習もしましたね。階段登ったりして、この時に腰に特殊な回転を加えて進むのがコツだったりします。その他、ワープするパンチと言って、腕をくねらせて打つのも習ったのですが、正直???でした。何を持ってどうワープしてるのか、未だに謎です。
一番の謎が、引進落空で、何でもかんでも引進落空で説明をする先生がいて、まず、引進落空という一貫した概念を論理的に把握している兄弟弟子はいませんでした。そして、先生もしっかりと理解できてなかったり、実際にできない技をとにかく出来るようになろうと、みんなで頑張っていたような印象でしたね。先生の誰もが、技術によって得手不得手が激しかった様です。
ですから、トヨエツさんが書かれていた内容には目を奪われました。
特に暗闇での引進落空の練習の下りでは、我々のとりあえずの理解ともまた違うのかな? と心配してみたり。こうしてみると、私が習った範囲では、かつての双龍会の技術は、
どんどんと薄まりながら散逸しているなあという感じが正直ぬぐえなかったものです。
今から考えれば、金剛体や神打を身につけようと練習をしていてんだろうなあ、と考えています。
とはいえ、とりあえず出来るようになろうと情熱を注いでいた先生もいたし、
逆にカリスマになろうとして、どんどんと理不尽になっていき、お山の大将で終わるんだろうな、という先生もいました。先生同士、互いに仲が悪かったので、生徒には胸を痛めていた人もいました。
途中でいろいろな事情や妨害もあって、長期間習う事が出来なかったのですが、
何か、懐かしいような、悲しいような、色々と悔しいこともあったような、それでも楽しかったような、複雑な思い出です。
by ナ~ガ (2009-02-24 04:32)
by トヨエツ (2009-02-24 05:24)
ナ~ガさん情報ありがとうございます。龍清剛大師ときましたかぁ~
ニコ動で観た「洪家拳」と僕が教わった「虎鶴双形拳」は極めは同じですが
動作の運動線がずいぶん違うし、勢いや迫力も違ったので少し以外でした。
(ただ劉ショウホ氏とはぜんぜん違ったのも驚きでしたが)騎馬式で爪先立ちになり歩くのも、やらされたけど、以前からこの本を読んで練習してたので、ずいぶん役に立ちました。良い本は違います。
虎爪掌で歩くのはやりませんでしたなぁ・・今度練習してみよ。ヨガでワニ歩きというのを観たことあるけど、あんな感じかなぁ
後結構ROMしてる人なんかは気になると思うけど、ワープする突きは
パンチの意識の持ち方とコツ、後神経の開放の仕方を練習すれば出来るようになります。翻子拳を学んだとき、とにかく先に拳打を当てる練習をやりまくったもんですが、ある日ある口伝と練習方法を教わりましたがそれなどは正にワープするパンチの撃ち方だと思います。ただ調子に乗ってあんまりやりすぎると、手の毛細血管がおかしくなります(神経のスピードに対して筋肉や血管がついていけなくなる)こういった技術は、蟷螂拳や詠春拳、通臂拳などにもあります。
by トールバズ (2009-02-24 16:50)
本の写真はかっこいいけど、ビデオの動きはどうも・・・
髪型のせいかな。
by seoritu (2009-02-24 18:37)
by トヨエツ (2009-02-24 23:41)
広島の龍の館とは、このブログを主催しておられる、トールバズさんが、
かつて師事しておられた、広島のG老師の龍の眠る館の事です。
当方は、当時はいずれの先生方も〇崎さんとは直接には関係ありませんでした。
私が師事した双龍会の流れをくむ3人の先生の内、2人は『鉄砂掌』に
出ておられる先生方の弟子であられ、もう1人は神戸のK先生の弟子であられました。ワープは、確かにその先生はあまり上手ではなかったですね。性格は一番真摯で、正直で真面目な方で、出来ないものは出来ないからこれから努力して会得していくとおっしゃられる方でした。
手をくねらせるというのは、太極図の様に、立体的なS字を思わせる軌跡で、拳を打っておられました。たぶんこの時に意識的にも視覚的にも死角に一回拳を入れるのかなと思ってましたが。
そうですか。本当は突然手が消えて、眼の前に現れるのですか。横から見ていてもそう見えるのかな?トールバズさん、
>龍清剛大師ときましたかぁ~
そうでつ。龍清剛大師ときましたお(笑)。そうですか。洪拳はそんなに違いますか。
ちなみに、私は香港洪家拳の方に見せても、「勁道が洪家拳とは違う。太極拳みたいだ」と言われ、太極拳の方に、習った太極拳(趙保架式)を見せれば、「太極拳ではない。南派少林拳みたいだ」と言われる困ったちゃんなのです。
ワープの解説をありがとうございます。
やっぱり意識の持ち方ですよね。一呼吸で空間を越えていけと習いましたが(汗)。
虎爪掌で歩くのは、ワニ歩きというより虎歩きと言って、足はつま先で立って、腰と共に蹴りの練習になってます。腰は太極拳でも使う腹や腰のひねり方だそうで、以前、フランスのテレビ局が少林寺を取材した時に、滝場で、少林寺の僧侶達が岩を登りながら同じ練習をしていたのを放映していました。非常に絵になる風景でした。ちなみに、打法についても、洪拳の七星拳についても、『太極拳の科学』と『中国拳法打撃法』の内容とほぼ同じ事を習いました。むしろ、習ったことで
あの本に出てた内容をはじめて理解できたというか。もし、御縁があれば、いつの日かここに集った方達が実際に会って、互いの経験談や意見交換など、武術談義に花を咲かせる日も来るのかも知れませんね。その時は大先輩方の末席にでも加えて戴ければ嬉しいです。そして、『鉄砂掌』。
今になって、何度読み直しても汲めども尽きぬ味わい。
大賛成ですが、個人的には愛隆堂のシリーズも捨てがたい魅力にあふれてますし、何より、かの『鉄砂掌』に対抗できる、中国武術史上最高峰には、なんと言っても『真法八極拳』があるじゃないですか。
by ナ~ガ (2009-02-25 01:03)
双龍会の打撃法をわかりやすく解説したような内容かな。
鉄砂掌で触れてる漢方薬を一生懸命調べました。
2ちゃんねるでシツ打酒のことを教えてくれた方がおられ、そのとおり作って今も置いてます。よく効きます。
あとになって秘伝という雑誌で公開された鉄砂薬がほぼ同じ調合だったので嬉しかったです。by NO NAME (2009-02-25 09:18)
呉氏に師事したといっても短い期間で、呉氏に会って話したのも10回も無かったですね。以外に太ってて驚いたのが第一印象ですね。
虚言癖も物凄かったし、感情の起伏も酷いのであまり良い印象は無いですね。ただあの発勁の凄さは凄かったけど。「真法八極拳」も良い本だけど、今見ると少し飾りの理論が多いかな?とも思います。エポックではあったとは。思いますが。それに文章の過激さは、やはり龍清剛氏の影響が大きいように思います。
愛隆堂の本も持ってます
具氏の文章にも少し異論を唱えたい部分もありますが、あの本も拳法の技術を細やかに解説した、良い本だと思います。でもビデオで観るとすごく打撃が軽く見えるんだよなぁ。
陳儒性氏の本は太極拳は範囲外なので詳しくは判りませんが
物凄く自分で研究した方なんだなとは。思います
2ちゃんねる、あなどりがたし
すこし見てきます
by トールバズ (2009-02-25 13:40)
by トヨエツ (2009-02-25 16:28)
すみません。2ちゃんねるでも、漢方薬スレのところで聞いたのです。
武術板ではありません。武術板はもうめちゃくちゃです。
でも双龍会で使ってたのは、正骨水ではないかと思っています。以前、神戸のK氏に聞いたのですが、薬で手をマッサージしてそのあと、薬の付いた手でおしっこをしたそうです。で、その後、谷〇さんたちと一緒にプールに遊びに行ったそうです。
そしたら、チ〇コが辛抱できないくらい、冷え~っときてどうしようもなかったとか。
水につけたことはないのですが、シツ打酒はどちらかというとほこほこしますからね。
by seoritu (2009-02-25 17:11)
そう思えば関西圏では、松田某に流されぬ独特な拳法がきちんと流布してたのは面白いしウラやましいなぁ。習ってみたかったなぁ。そういえば龍清剛氏のところでは武器は学ばないのかなぁ。seorituさん漢方薬のスレもあったとは・・・しらなんだ。
以外に売られてるテツ打薬も効果有ると、詠春拳武学社でも言ってたような気がするなぁ。そういえばキックボクシングのジムに行ってる時に「タイオイル」という膏薬を数種類試したことが有りますが、体中がボーッとして面白かったなぁ。鉄砂掌のところでも記事で書きましたが、俺自身は、痛みや内出血のときは塗る湿布薬、練習後は熱した酢で洗いマッサージをして、養命酒などの薬湯を飲みました。
by トールバズ (2009-02-26 21:47)
栗崎さんは何故、龍清剛氏は功夫はやらず、師範を招聘しただけの人だ、
などと言ってるんでしょうかね?
by 清酒は白鶴 (2009-02-26 22:52)
本に出てる発勁の連続写真すごい迫力あったのに
あれで素人なら、詐欺師だけど、龍清剛氏があの本を上著したことと
弟子になった人などの功績見ても、龍氏はたいしたものだと思うけど。
それに、実力があって批判するならなんかの大会に出ればいいのに(笑)
そこで反則でもいいから、相手病院送りにでもすれば一気に名声高まるのに
by トールバズ (2009-02-26 23:01)
栗崎さん、そんなこと言ってりゃあ龍一門から嫌われるわけだわ。龍さんとこはメインではないですが武器も扱いますよ
by 匿名 (2009-02-26 23:40)
栗崎さんも同意見だった感じでした。
龍は、単なる自分の祖父の雇われ人だ・・とかも。>弟子になった人招聘した、王鶴林老師他の弟子になったのであって、
龍氏の弟子になったわけではない、ってのが言い分みたいでした。赤川さんは栗崎さんについて行ってますよね。どうして、分裂しちゃったんでしょうか?栗崎サイドによると、龍氏が新興宗教の教祖みたくなってきたからだと
言ってるようですが。
by 清酒は白鶴 (2009-02-27 00:17)
でも栗崎さんの祖父って陳発科の弟子って言うけど誰なんだろ?それに龍氏と王鶴林氏との関係も気になるし・・・
赤川さんも、鉄砂掌の本では博撃班ってなってたし、「武術」では栗崎さんと推手やって敵わなかったから一緒に拳武会立ち上げたと書いてあったなぁ
それに龍氏が新興宗教って・・・カルト以上に怖いでしょ龍氏は(笑)
by トールバズ (2009-02-27 02:35)
by NO NAME (2009-02-27 09:05)
確かに以前住んでたとこの近所に、物凄い怖そうな
カッコした坊さんがいて大笑いした経験があります。
目つきは優しいのですが、服装や車が、どうみてもヤクザだったからなぁ
by トールバズ (2009-02-27 13:54)
by トヨエツ (2009-02-27 13:54)
by トヨエツ (2009-02-27 16:53)
去年知り合いの人が問い合わせたら死亡届みたいなものは来てないといわれたそうですが。本に載ってるお弟子さんの永遠会員とかはみなさんもう脱会されたのかな?
by seoritu (2009-02-27 17:56)
でもお弟子さんたちはまだ永遠会員の称号は持ってるそうですよ
by 匿名 (2009-02-27 18:57)
本の中の寺岡氏は大変見事な肩の落ち方です。
あそこまで肩を落とすということは、肩にかなり力を入れているということなんでしょうか?すると勁力が出にくくなるんではなかろうかと思ったりもするのですがこの点いかがでしょうか?
by NO NAME (2009-02-27 19:38)
うーん、龍氏も普通の武術家として悪い面が出てるなぁ。空手出身て言うのは意外だけど、一度観てみたいもんだったなぁ龍氏の太極拳。でも武術家なら癇癪もちなのはイケンなぁ・・お前が言うなってとこだけど(笑)
八卦掌の歩法でのワープする歩法は、練習方法の秘伝です。
トヨエツさんのコメント見てワ~と言ってしまいました。普通の走圏に工夫を加えた鍛錬歩法なんですが練習したら、フッ!と間合いを縮める歩法が出来ます。
(飛び込むのとは違います)まさにショウ泥歩(ぬかるみを滑るように歩く)が出来ます。あとたしかに龍氏は日本古武道でも有名な方だったらしいですね
しかしジョニー大倉もダサいなぁ(笑)トヨエツさんよくそこまで知ってるなぁ
それに香港系の武術家というなら師伝はますます誰なのかわからなくなってきたなぁ。北派少林拳が胡氏は判るとして・・・寺岡氏の体勢は肩に力を入れるというより
脇の筋肉と肩甲骨の下げ方です。肩に力を入れるというより
肩や背中の筋肉を、勁力を通すために絞り上げてると言った方が正解かもしれません。勁が出にくくなるというより肩が上がると勁が分散するんですよ。
拳なり掌なりに集中させるには、あの寺岡氏の体勢作りがどうしても必要になるのです。
そしてきちんと体勢が整ってるかは、師に触ったりしてもらいながら確認しなければなりません。
打ち出すときなどは当たり前ですが肩や腕の筋肉は、鋼鉄のように硬いです。フニャフニャならパンチが弾かれてしまいますから(その前に腕を前に出すことも出来ないでしょ)動きのある硬さといったほうが良いのかなぁ
by トールバズ (2009-02-27 21:50)
by トヨエツ (2009-02-27 22:30)
by トールバズ (2009-02-27 22:50)
by NO NAME (2009-02-27 23:58)
双龍ネタで盛り上がってるところすみません、ナ~ガさんのともだちのR出身者です。
僕も最近知人から教えてもらい、楽しく読ませて頂いてました。Rでは十数年パチ卦掌をやってました。(とか書くと知ってる人にはバレちゃうけどまあいいや。(笑)
よろしくお願いします。
ワープする歩法、気になりますね。
そういえば、Rではあまり走圏を重視しませんが、あれはすごく良く出来た練習法ですよね。
by M男ちゃん (2009-02-28 07:46)
形意拳は力(勁力)通臂拳は打法、太極拳は化勁、八卦は歩法ということが
その武術の核心ということです。龍珉楼での八卦掌は知りませんが、走圏をないがしろにするならそれは、もう八卦掌とは言えないと思います。走圏にも段階や師伝によって違いが有りますが、俺自身は普通の姿勢で左右同じ回数回るのがいいと思います。批判的なことを言えば、9割以上が遊身掌や磨身掌が出来た人が居ませんし(隠してるのかもしれませんが)勘違いなのか太極拳のようにユックリやる人や(八卦は結構サッ!サッ!と動く)、反対にまるで長拳のように物凄いスピードでババババババババっと動く人も居ますけど、あれでは八卦掌の術理では難しい技法も有ると思うし・・・ワープする歩法と言ってもハタから見れば、さほど変わりはないし、ただそれを走圏に一工夫加えて練習してると、サーッと相手の意識の外から飛び込んで打ち込むことが出来るというものです。もちろん魔法やコスカラいテクニックというより練習で出来るようになる技術です。
by トールバズ (2009-02-28 12:45)
by NO NAME (2009-02-28 14:51)
by トールバズ (2009-02-28 17:28)
by 清麟 (2009-04-13 14:37)
びっくりしました!
こんなブログがあったなんて!まずもって、龍清剛師範と寺岡氏に哀悼の意を捧げます。昭和58年(1983年)頃に「鉄砂掌」を購入しました。
無精なので結局、自分では鉄砂掌の修行をやらずじまいでしたが(^^;ただ、ご指摘のとおり、中国武術の書籍の中では、ダントツで優れた
内容であると思います。たしか、京都市内の暴走族を懲らしめようと出かけて行かれたところ暴走族の方がびびったエピソード。
そこでのコメント「バイオレンスには、バイオレンスの哲学が必要なのだ!」う~ん。龍師範はじめ皆様の精悍(?)なお写真とともに納得してしまう。そして、あの数々の鍛錬法。
縁があれば、入門したいと何度も思いました。
最近、龍師範は、以前、剛柔流空手を学生時代に修業されていたことを又聞きで知りました(ホントかな?)
また、お弟子さんが実戦空手 大道塾(現在は、空道)のオープントーナメントに出場された(らしい)ことも(ホントかな?)
ネットで検索すると「鉄砂掌」の修行グッズがアメリカで紹介・販売されているようです。
メールで問い合わせたところ、「しばらくお待ちください」で、全然、返事が来なかったです。
あの「鉄砂掌」のグッズ(鉄砂袋、台、秘伝薬など)を扱っているところをいろいろ探して見ましたが、今のところありません。
もし、ご存じでしたらお知らせください。
末筆ながら、このような貴重なブログを開設なさったことに感謝いたします。
by 自切俳人 (2009-04-22 17:42)
鉄砂袋は自作したほうがいいかもしれませんね。
台もホームセンターにある植木台で大丈夫だと思います
薬が問題なんだよなぁ・・・・
コメント欄などで清麟氏のように専門的に鍛錬されてる方が書き込んでくれる時があるので、たまに見に来てきください
by トールバズ (2009-04-22 23:05)
さっそくのコメント、ありがとうございました。>薬が問題なんだよなぁ・・・・そうですね。
タイガーバームやサロメチールで代用は可能でしょうか?今年は、是非、鍛錬にチャレンジしようと思っています!by 自切俳人 (2009-04-24 12:34)
by トヨエツ (2009-10-12 05:14)
ベストセラー鉄砂掌をまねて書かれています。まず間違いありません
当の李氏自身があんまりインチキ本を出すので追放されたようですが
大体 本にはまず本当のことは書かないでしょう そういう不文律がありますから それから失礼ながらトヨエツ氏の話は半分ぐらいは真実と異なりますよ。プレイボーイの話は龍氏が自ら写真を送って抗議したものだし、具氏
の話も少し違いますよ 陳儒性氏の話も違いますし…一々あげれませんが
どこで聞いてきたのか知りませんが…鉄砂掌という本は薬の調合も
間違ってますし簡単に言えば双龍会のカタログのような本です
by 通りすがり (2009-12-08 01:16)
そうですか?驚きました
by 拳竜子 (2009-12-12 20:34)
by トヨエツ (2010-01-13 02:19)